「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の
公開まで二週間を切って、各メディア
SW一色となってきましたね
アメリカ3大ネットワークの1つNBCの
The Tonight Show Starring Jimmy Fallon
という看板トーク番組でも先週は連日
SWの監督・キャストが出演していました。
その中でも異彩(?)を放っていたのが
ハン・ソロことハリソン・フォード氏。
かなりしっちゃかめっちゃかな展開に
ある意味目が離せない4分間です
まずは、映像をご覧ください。
今回のフレーズ
should have+過去分詞 ~すべきだった
クリップではアカデミー賞関係の話題で
You should have won.
受賞すべきだったのに。
とファロンさんが何度か言っていたり
You should’ve got for an amateur model.
子供用フィギュアを買うべきだろ。
とラスト近くでフォードさんが言っていたりします。
shouldは助動詞の過去形なので
仮定法=現実に反することを言っている
→~すべきだったのに、しなかった
→「後悔」を表すというニュアンスを
捉えるといいと思います。
(例文)
You should have come to NY Comic-Con this year.
今年のニューヨークのコミコン、来ればよかったのに。
You shouldn’t have seen “The Phantom Menace”.
「ファントム・メナス」は観なくてよかったのに。
では、英語の全セリフと日本語訳を。
-I want to talk to you, ‘cause we had J.J. Abrams on the show last night. He’s the director of…why? What happened? It’s just water.
話したいことがあるんだ。昨日、J・J・エイブラムスが番組に来てくれて、彼は監督だよね、ん?どうかした?ただの水だよ。
-No, it’s funny. J.J. Abrams. He’s a funny guy.
いや、面白いじゃないか。J・J・エイブラムス。面白い奴だよ。
-Oh, we’re…you’re gonna do a spit take or something?
ふき出そうとか、したいみたいだけど。
-No, no, no, I wasn’t.
いや、いいや、してないよ。
-I can show you what to do.
やってみせようか。
-Saving.
堪えたよ。
-You’re saving the spit take?
ふき出すの我慢したの?
-It’s for later.
あとのお楽しみにね。
-You just say his name. Say the director’s name. No, no. I won’t do it to you.
ちょっと名前言ってみて、監督の名前。いやいや、貴方に向けてはやらないよ。
-J.J. Abrams.
J・J・エイブラムス。
-J.J. Abrams! I won’t do it again, I promise. I won’t, I won’t. Harrison, would you like me to sit here?
J・J・エイブラムス。もう、やらないよ。約束する。やらない、やらない。こっちに座ってもらえるかな、ハリソン。
-I’m an academy award nominated actor.
俺はアカデミー賞ノミネート俳優だぞ。
-No, no, I know. I heard the intro!
うんうん、だよね。紹介、聞いてたよ。
-Give me a little respect.
もうちょっと敬意を払ってくれ。
ごめん。謝るよ。
-I didn’t win.
受賞できなかったんだ。
– I apologize. You should have won.
本当、ごめん。受賞すべきだったのに。
-This is what I came here to talk about it. I came here to talk about it.
これこそ、今日話そうと思ってたことだよ。この話をしに来たんだ。
-After therapy.
セラピーのあとで。
-About not winning.
受賞できなかったことについてね。
-Yeah, I do wanna talk about..
はは。僕としては是非違う方の話を..
-And Anthony Bourdain.
あと、アンソニー・ボーディンについて。
-Yes, I love Anthony Bourdain, too.
ああ、僕もアンソニー・ボーディンは大好きだよ。
-And you bring up J.J. Abrams, why?
なのにキミはJ・J・エイブラムスについて話してる、何でなんだ?
-Because he directed…he directed you in “Star Wars: The force awakens.”
だって彼は監督だから、貴方の出演作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の。
彼が?
-Yes, and he got injured trying to help you. Because you got hurt as well.
ええ、で、彼は貴方を助けようとして怪我をしたんだ。貴方が怪我してたから。
何て可哀想な男なんだ。
-Yeah, you fell.
ええ、貴方は転んだんだ。
-What a pity!
可哀想に!
-What happened to you, though, something fell on you. And you broke your leg, right?
何があったの?何かが貴方の上に落ちてきたらしいけど。で、足を折ったんですよね?
-Yeah.
ああ。
-Something…do you remember this? Coz, I was worried about you.
何が…覚えてます?だって、心配だったの、貴方が。
-They closed a [ bleep ] door on me.
奴ら、俺の乗ってた(ピー音)ドアを閉めやがったんだ。
-No,no, Harrison. I had nothing to do with it. I didn’t do it.
ダメダメ、ハリソン。僕は関係ないよ。僕は何もやってない。
-No, J.J. Did it.
ああ、J・Jがやったんだ。
J・J・エイブラムスが?
-As far as I know.
知る限りではね。
J・J?J・J・エイブラムス!
-J.J. Abrams! He’s an academy award nominated director!
J・J・エイブラムス!アカデミー賞ノミネート監督!
-Explain what happened. So, was it like…like this? Then, were you like that?
何が起きたか説明して。その、こんな感じ?で、貴方はこんな感じに?
-No. This one is in the plane crash.
いや、これは飛行機事故の怪我。
-Okay. That one.
オッケー。そっちはね。
-But we’re here to talk about this one.
俺らが話してるのは、こっちの怪我。
-That one.
こっちの。
-This one. This dislocated the ankle forward…
これね。この足は足首がこう前にねじれて…
-Hey, that’s worth a lot of money. That’s an original.
ちょっと、それすごく高いんだよ。オリジナル版なんだ。
-And then they broke this leg!
で、この足を滅茶滅茶にしやがった!
-All right, hey, give it to me! Hey, come on! [bleep] Hey, you should’ve won that award. You should’ve won that award. I didn’t know you were…hey, congratulations!
もう、わかったよ、ねぇ、それ返して!もぉお!(ピー音) ねぇ、貴方はアカデミー獲るべきだったよ。受賞すべきだった。知らなかったよ、貴方がこんな…おっと、おめでとう!
止めろ。
-Congratulations.
おめでとう。
-Let’s not talk about that accident.
この件については話さないでおこう。
-Congratulations.
おめでとう。
-That’s shocking. You should’ve got for an amateur model.
ショックがデカすぎる。子供用フィギュアを買うべきだろ。
-Took a little too much off. That’s all right. No problem. We’ll get it all…put it away. Put it away, yeah. Well, I want show…
ちょっと脱がしすぎちゃったね。大丈夫、問題ないよ。解る解る…それはそこら辺に、ポイっと、そう。ええっと、観せたいものが…
俺は何でここに来たんだ?
-I wanna show a clip of the trailer.
映画の予告編を観せたいんだけど。
-I’m here just to warm up Adam Driver, right?
アダム・ドライバーの前座だろ?
-No, no, you’re here…because you’re here. I wanna say, like everyone else, I got chills when I saw you as Han Solo, dressed up. I got chills in certain areas’. And you know, I was so excited. And I was thinking, what is it like for you, Harrison Ford, here you are, academy award nominated.
いやいや、貴方がここにいるのは貴方がメインだから。聞いて、皆もそうだと思うけど、鳥肌が立ったんだよ、貴方がハン・ソロの格好をしてるのを見た時。ある特定の場所にもゾクっとしたけど。ねぇ、本当ワクワクしたんだ。で、思ったんだ、貴方にとってはどうなんだろうって、ハリソン・フォード、この、アカデミー賞ノミネート俳優にとって。
-An old man dressed up like Han Solo.
ハン・ソロのコスプレした老いぼれだよ。
-Exactly. No, did you — did you get emotional when you put the wardrobe on?
確かに。いやいや。ねぇ、衣装を着た時、何かこみ上げて来たりとかした?
いや。ギャラがハネ上がったのさ。
こんな方だったんですね、フォードさん
真面目な印象だったから、すごく意外でした。
人によっては、スターウォーズだったり
ブレードランナー、刑事ジョン・ブック
色々な映画が浮かぶと思いますが
私にとってはインディージョーンズ
魔宮を駆け回るおじさんでした。
大好きでビデオのテープが伸びるまで
(↑この感じ、伝わるんだろうか)
繰り返し観た記憶があります。本気で
一緒に旅する少年になりたかったなぁ。
自分が女とか男とか考えだす前の
“まんま”のまなこで見ていた世界を
憧れた姿を、最近妙に想い出しています。